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外食店について考える

 

2020〜2021年にかけて世界的にコロナが蔓延している。 飲食店などに休業要請などが出されたりしている。 

コロナとは関係なく私が現役時代に飲食店の業務用機器を出張修理していた時代の裏話なんだけど・・・

といっても1990年前後の話なんだけど・・・

飲食店の機器では、業務用冷蔵庫、冷凍庫、また家庭用の冷蔵庫を業務用として使っている個人飲食店も多かった。

また業務用電子レンジこれは家庭用と違い200vのタイプも多かった。もちろん家庭用の電子レンジも多かった。

一番苦戦したのは家庭用の数千円のトースターを喫茶店で使っているところだった。

喫茶店ではモーニングと言って朝の時間帯にトーストとコーヒーなどがセットで割安で食べられるメニューがある。(名古屋が発祥だと聞いたことがある)

喫茶店では毎朝何十回と扉を乱暴に開け閉めする。 家庭で使うように設計されているので頻繁に開閉動作を繰り返すと壊れるのは目に見えている。

これを販売店が承知しない。一年の保証期間だからと何回も無料修理させられた。 しかも本来持ち込み修理対応品なのに出張修理させられた。 早く忘れ去ってしまいたいのに何十年たっても記憶から消えてくれない。

エアコンも業務用がほとんどだが中には家庭用を使っている小さな飲食店もあった。

料理の内容にもよるが寿司系は酸が強いので金属部の腐食が早かった。

油系と粉物系は機械内部にこびりついて機械の性能を著しく低下させるともに故障も多発した。

しかし、一番厄介なのがゴキブリ、ネズミ、などの生き物系だ。 ネズミはどういうわけか配線を噛み切るしゴミを集めて巣を作る。 ゴキブリは基板内に大量の排泄物をして基板をショートさせて故障させる。

基板はやや熱を持つので特に冬は暖かくて心地よい環境なのだろう。 大体分解する前にふんなどの状況や周りのゴミなどでゴキブリかネズミかの前兆が見られる。

そしてゴキブリやネズミにやられる店はほとんど決まっていて同じ店が同じ害に合って何度も修理依頼が来る。

当時思ったものだ。 こんな不衛生な店であるのに行列ができたりして・・・

知らぬが仏とはこのことか・・・