家電製品の修理担当者の家電修理現場からのメッセージ

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印象に残る上司の言葉

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上司の言葉

治らないものはない

つまみ一つ残して後全部交換しても修理だ。

 極論にはなりますがたとえば扇風機を例にとると 羽根以外全部交換して治したとします。 それも修理だというのです。 車でいえばハンドル以外全部交換して修理だというのと同じようなものです。

とても現実的ではありませんし実際は不可能です。

上司の言いたかったことは治せない言い訳をして逃げるなよ ということでしょう。

10000個の部品を組み立てて1つの製品が出来ているとして 9999個の部品を交換しても一つだけ元の部品を残しておけば修理完了だということですね。

でも、現実的には10000個の部品すべてをメーカーは準備していることはないのです。 製品のすべての部品は作ってないのです。 壊れる可能性がありなおかつ修理として使われる可能性のある部品しか在庫しません。

修理代は基本的に元の製品の購入金額を上回ってしまえば成り立ちません。

買い替えを進めるのが普通です。 私的には購入した金額、または同等製品に買い替えるときの新品の金額。 その2〜3割くらいが修理代の限界ではと思います。

少なくとも半額を超えると修理の意味がないのではと思います。

中には、思い入れがあるからいくら修理代が高くても修理したいという人もいます。 それはそれでいいと思います。

ただ、家電製品は製造終了後の部品保有期間が法律で定められています。その期限が過ぎればメーカーは部品がありませんといっても法律的には通ります。

ただ、法律的には通ってもメーカーとしての営業がありますから大手メーカーは 主要製品の部品は保有期間を過ぎてもキープしていることも珍しくありません。

ま 部品交換だけが修理ではありませんが部品交換なしで治る可能性のある修理は時代はとともに極端に減ってきていると感じます。

ソフト面は別にしてハード面で考えた場合ですけどね。