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自宅の家電修理

扇風機を無理やり修理

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我が家の2013年制YAMAZENの扇風機が壊れました。 全面ガードのリングが破損していました。 昨年使い終わって洗ってワックスをかけて分解したまま車庫内にカバーをかけて保管していました。

5月に入り急に暑くなってきたので組み立てようとしたら破損していました。


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普通に修理に出すと全面ガード組立交換という形になるでしょう。 私も修理受付現役時代に何度か遭遇しました。

大体部品代が1500円くらいするでしょう。 良心的なお店なら部品代定価の1500円プラス消費税ということになるでしょう。 扇風機を買うときに商品に消費税が乗せられ修理となると部品代にも修理工賃にも消費税が乗せられるのはどうかと思いますがどうにもできません。

お店によっては部品代プラス工賃や送料もかかるかもしれません。 また、扇風機本体を預かってメーカーに送るということもあるでしょう。 そうなると買った時の値段を上回る可能性もあります。

近頃の扇風機は商品自体の値段が安いのが沢山あるので故障したら修理という発想はやめて買い替えるのが得策でしょう。

修理に持ち込んで高い値段で見積もりされあきらめることになるでしょう。 そして追い打ちをかけるように処分費も有料となるでしょう。

これはホームセンターで確か、2980円で買ったものだと思います。 部品代が1500円と仮定して部品代だけで修理してくれたとして消費税の150円をプラスして1650円ですね。商品の購入金額の半額以上だして部品代を払うでしょうか?

これは7年使っていますから1650円だしてあと何年使えるでしょうかと考えてみる必要がありますね。 なので私なら買い替えます。

しかし元修理屋ですから昔先輩から教わった方法を思い出して自分で直しました。 細いドリル歯で小さな穴を空けて100均で売っているステンレスの細い針金で縫い合わせて修理しました。 念のため縫い合わせた針金の上から半田を盛りました。

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そして扇風機の前ガードに組み込んで完了です。
そして扇風機に取り付けました。



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優良な接着剤があればそれでもいいのかも知れませんが樹脂は意外と接着しにくいので
私は接着剤を使うことは接着力が信用できないのでやりません。
そんな優良な接着剤なら金額もそこそこ高いでしょう。



今回のステンレス針金は100均ショップで以前108円で買ったものです。
その針金のほんの20センチくらい使っただけです。
ドリルの歯は持っていたしステンレス専用半田も専用フラックスも持っていたものを使用しました。
なので今回の修理はすべて手持ちの材料と工具で済ませましたので特にお金はかかっていません。



こんな修理ではお客様には出せません。
メーカーの修理としては許されません。
あくまでも純正部との交換です。



もし縫い合わせたところが破損して扇風機の羽が向きだしになりお客様が怪我でもしたら大ごとです。
破損したということは全体的にもろくなっているとも考えられるからです。



でもこの修理方法で先輩が直してくれた別の扇風機はもう10年くらいは使っていますがなんともないです。

扇風機の部品保有期間はたしか5〜6年くらいだったと記憶しています。 もしかしたらもう部品はありませんので修理不能ですと断られるかも知れませんね。