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エアコン系

エアコンが故障してるかどうかの見分け方。

緑内障5アプローチ 自宅で出来る!緑内障改善プログラム

 

連日猛暑が続いている2012年夏。

 

エアコンが冷えないという修理依頼の内実際には故障しているわけではないものも多くあります。

 

昼間、外気温が35度も超えるような高温で部屋を閉め切っていれば、部屋の温度はもっと高くなります。

 

家庭用のエアコンの場合ほぼすべてが空冷方式です。 室外機は外気をファンで吸い込んで室外熱交換器に吹き付けて冷却しています。 その冷却してくれる外気も38度くらいがエアコンの限界温度に近いでしょう。

 

室外機の設置場所条件などによっては軽く40度を超える場所もあるかと思います。

 

我が家のエアコンはどうも冷えが弱い 故障しているのかな? と思った時の簡単な確認方法は温度計一つあればOKです。

 

測定条件はといいますと

 

部屋は閉め切った状態とする

設定風量は強風とする

設定温度はリモコンの一番低い温度に設定

 

上記条件にて30分以上連続運転する。

 

そしてエアコンの風の吸い込み温度と吹き出し温度との温度差を測る

 

まず部屋の温度を確認します。

次にエアコンの風の吹き出し口のど真ん中あたりに温度計を当てて温度を測定します。

先ほど測定した部屋の室温が30度だったとします。

エアコンの吹き出し口の温度は部屋の温度より10度くらい低い20度くらいであれば正常です。

 

エアコンの吹き出し温度が23度以上であれば故障の可能性大です。

 

逆にエアコンの吹き出し温度が15度とかいう低温の場合はダメです。

 

ここはよく勘違いされるところなんですが、より冷たい風が出てるからエアコンの性能がいいと思うサービスマンさえいるほどです。

 

正常な冷房運転の場合吸い込み温度と吹き出し温度の差は上記条件で測定して約10度くらいです。

 

温度差がそれより極端に小さすぎても大きすぎてもダメです。

 

温度差が15度もある場合は風量不足です。 冷たい風が出てるのに風量が足りないために、部屋全体は冷えません。

 

室内機内部の熱交換器や送風ファンが汚れています。

 

時々、ラーメン屋さんなんかで、吹き出し口から、霧のようになった白い冷気がでているのを見ますが

確実に内部汚れによる風量不足です。

 

ちゃんと10度前後の温度があるのに冷えが足りないと感じるようであれば、エアコンを責めるより、エアコンを助けてあげましょう。

 

室外機に直射日光が当たっていれば日よけをする

室外機の周囲に打ち水をする。 (室外機は雨がかかっても大丈夫なように設計されています。 雨がかかる方向からであれば打ち水の水がかかっても 壊れることはありません。室外機に霧をかける方式の 省エネ装置さえあります。ダメなのは水害などで 室外機がどっぷり水没してしまうことです。)

 

室外機の風の流れを邪魔する障害物はないか

 

エアコンは後ろ側と横から風を吸い込んで前面に風を吹き出します。

室外機の後ろに物を置いてないか、雑草など生えてないか。 室外機の正面に塀などがないか。(塀があればエアコンの位置をほんの少しだけ塀と斜めに移動します。普通は室外機は固定されているので位置を変えるのは難しいと思いますが ほんの少しなら動くかも知れません。ただし、絶対に配管を変形させてはいけません。)

 

室内側では日よけやカーテンをする。

熱源になるものを減らす。

熱源とはコンセントを差し込んだままで使ってもいないのに 熱を持ってるものがあります。

充電器のACアダプターなどを手でさわってみて 熱ければ電気を消費しています。

 

今すぐ用がなければコンセントから抜いておく。 我が家ではケーブルテレビの有線放送の アダプターがかなり熱を持っていました。

 

冷蔵庫がかなり熱を持ちますがこれは抜くわけにはいきませんね。

 

あとはドアの下側の隙間から冷気が漏れてる場合もあります。 そんなときは、いらなくなった古着などをドアの下に置いて冷気漏れを 防ぎましょう。