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家電修理に必要なもの

半田ごての話

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家電修理に半田ごては必要なのか・・・ というのもテレビがブラウン管から液晶に代わった。

液晶テレビの中身は液晶パネルのほかに基板がいくつか取り付けれている。 基板はコネクターで接属されている。

基板が一つの部品になっているので基板内の電子部品を半田ごてを使って 取り外すことはない。

液晶テレビ修理の道具はプラスドライバーで裏蓋を取り外すときくらいだ。 サービスマンは充電ドライバーを使うのが普通だけど。普通のプラスドライバーでも裏蓋を取り外すことはできる。

冷蔵庫もエアコンも洗濯機も基板単位で交換が普通だ。 だから半田ごてを使わないと修理ができないというのは基板内の電子部品を交換していた昔の時代のことになりつつある。

というかなってしまっている。半田付けができないテレビのサービスマンがいるのを知って時代の流れを感じた。

私は基板内の部品交換もやっていたので半田ごてを使うのは得意な方だ。

今でも30wと150wの二つを持っている。 今はリタイヤしていることもあり修理に半田ごてを使うことはまずない。 趣味の釣り道具を製作するときに半田ごてを使うくらいだ。  

半田付けには自信があったのに釣り道具作りを開始した時に何度挑戦しても半田が流れてくっついてくれなかった。俺は半田付けの初心者なのか・・・と思ったくらいだ。
そこでわざわざ150wの半田ゴテを買ったけどダメだった。

原因はなんてことはない・・・ステンレス専用の半田を使わなかったからだ。
ステンレスも使えますと書いてある半田を買ったのがいけなかった。
ステンレスに半田するときはステンレス専用の半田とステンレス専用のフラックスを使うこと。
そうすれば簡単に半田付けはできる。

 半田付けを失敗なくやるには
 
取り付ける部分をサンドペーパーなどで軽く磨いて表面の見えない錆びなどを落としておく。
このひと手間がとても大切。

そして半田を乗せる部分を先に半田ゴテで温めておくこと。
半田が溶ける温度まで温めておいてそこへ半田を当てるるとす〜っと半田が浸み込んでくれる。
半田が乗らずにぽろぽろこぼれ落ちるのは半田付けする部分が十分に温まってないことが多い。もちろん熱しすぎてもダメだ。これは経験で覚えるしかない。
そして半田が固まる数秒間は動かさないとうにする。
口でふーふー吹いたりて冷ますとよい。

そのあとでも半田付けしたところはまだ熱いので不用意に触ると火傷するので注意すること。
急ぐときは濡れた雑巾などでじんわり冷やす。

半田ごてでは過去に何度も火傷を経験したものだ。
溶接でもしょっちゅう火傷したものだ。

解かっているのについつい不注意で触ってしまうことがある。

今は過去の時代の工具となってしまったが家電修理に使う半田ごては30wで十分である。
 
基板内の電子部品を交換するのならまず不良部品を取り外して新しい部品を取り付ける必要がある。そのためには半田を吸い取る工具が必要になる。
 
1 溶かした半田を電動ポンプで吸い取るタイプ

2 溶かした半田をバネを入れた注射器のように吸い取るタイプ
 
3 溶かした半田を組み上げた銅線に浸み込ませて取るタイプ などがある。
 
私は現役時代に1と3を使っていた。電動ポンプ式は便利だった。 今はもう半田を吸い取ることはないので3だけを持っているが古くなると吸い取らなくなる。 2は使ったことはないがひとつあってもいいなと思う。

半田ごてを新品で買ってきたらまずやらなければならない初期設定

半田のせ

新品の半田ごてのこて先に半田を薄く乗せて半田の膜でコーテイングしておくこと。
これをすることにより半田がスムースに乗るようになる。

やり方は簡単 新品の半田ごてをコンセントに入れて通電する。
そこそこ温まってきたら半田を先っぽ部分に当ててみる。
半田がすーと流れてこて先に幕が出来る。
こて先部分前面に半田がコーテイングされたらぬれぞうきんなどで軽く
表面をならす。

半田付けする2つの部分に全く半田が付いていない新品の場合。

半田付けをする部分を軽く磨いておくといいよとは先ほど紹介したが
それぞれ別々に半田を付けて半田のコーティングをしてから半田付けをするとつけやすい。

不良部品を取り外して新品部品を取り付ける場合は元の位地には半田が残っているが交換する新品部品は半田が乗っていない。なので新品部品に半田を乗せておけばくっつきやすい。

ただし、コンデンサーなどの小さな部品は先に半田を乗せると基板内の小さな穴を貫通させるときに引っかかりやすい。

なのでそういう小さな部品なら半田乗せにこだわらなくても簡単に引っ付くだろう。

そして使い終わったらこてに残っている余分な半田を拭き取っておくこと。
専用のクリーナーが売られているが手元になければ濡らした雑巾でもよい。
これをやったからと言って先ほど紹介した半田コーティングが剥がれることはない。